北欧生活 ~スウェーデンライフ~

語学の勉強やK-POP、Netflixを嗜みながらスイス人の彼とスウェーデンで暮らしています

キャッシュレスなスウェーデン(と時々イギリス)

スウェーデンはとにかくキャッシュレス化が進んでいます。

現金で何かを支払っている人、見たことが無いかも!というレベルです。

 

彼がスウェーデンに住み始めて初めて私もスウェーデンを訪れたとき(思い出せばもう5年も前)まずは街にご飯を食べに行こう!となりバーガー屋さんへ行ったのですが、おいしいバーガーを二人でたらふく食べていざお支払い、となったときになんと現金不可ということが判明。

 

当時まだ学生で、しかも海外に引っ越したばかりの彼はまだクレジットカードを持っておらず、かっこよくお支払いしようとしてくれた彼はしょんぼりしながら私に「カード持ってる…?」と聞いてきたのでした。

もちろん私が支払いましたが、もし私がカード持ってなかったら一体どうなってたんだ?!と思うと恐ろしい。

 

そして、スウェーデンに上陸して初めてのデートで食事を払わされた私がどれほど機嫌が悪くなったことか。笑

 

この出来事は今でも私たちのネタになっています。。。

 

5年前のそのころに両替したのであろうスウェーデンのお金が15000円ほど日本の実家に残っていたので今回使い切ってしまおうと持ってきたのですが、なかなか使う機会が無くてちょっと困っています。

 

現金で払えないお店もけっこうあるし、なにより現金を差し出してお店の人に面倒くさがられたらいやだなぁなんて心配してしまう私、日本人。(私だけ?)

 

つい数日前に近所の大型スーパーで現金でお支払いができるか聞いてみたのですが、運悪く私が並んでいたレジでは現金での支払いができないとのことで、一番端っこにあるレジに移動してねとお兄さんに言われてしまいました。

 

さすが、キャッシュレスの国スウェーデン

特定のレジじゃなきゃ現金の支払いができないのね。

 

日本はもちろん、これまで住んできた香港やカタールなどは問題なく現金が使えたので、まだちょっとこれには慣れません。

 

でも、一番最近に住んでいたイギリス・ロンドンではコロナの影響もあってけっこうキャッシュレス化が進んでいました。現金を手渡すときのお客さんとレジ係の人のコンタクトを減らそう!という取り組みらしく(日本でもこういうのあったのかな?)パン屋さんやレストランでも現金が使えないところが多くありました。

 

コロナが落ち着いてきたら現金またOKにするはずだよ~と行きつけパン屋の店員さんが言っていたのですが、そろそろ戻ったのか気になるところ。

 

カタールでの最後のお給料は、両替所がアメリカドルを切らしていてすべてイギリスポンドでもらってきたので、どうにかこの大量の現金を使いたかったんだけどね。

ロンドンではスーパーくらいでしか現金の出番がなく、残った数十万円はそのまま現金で持ち帰ってくる羽目に。日本に帰ってきて日本円に両替するのが大変でした。

 

日本もちょっとずつキャッシュレス化が進んできてはいると思うけど、チャージして使うカードが多かったりして(お店によって使い分けたりしなきゃならないよね)何枚もカードを持ち歩くのが大変なので、スウェーデンのようにクレジットカード一枚+携帯だけ持ち歩けばすべてが済んでしまうような社会になったらもっと楽なのになぁと思ってしまいました。

 

日本の現金社会、嫌いではないけどね。ワリカンのとき便利だし、お金を使いすぎないようにできるし、それになんか愛着あるし。

 

これから先、日本をはじめ他の国のお金やカード事情がどうなるのか楽しみです。