スウェーデンのスーパーに行って驚くのは、乳製品の多さ。牛乳やチーズ、ヨーグルトなんかが大きな冷蔵庫に入ってずらーっと並んでいる様子は圧巻です。
やたら牛乳の種類が多いな…と思ってよく見てみると、牛乳パックに入ったサワーミルク(酸っぱい牛乳)やヨーグルトだったりします。特にヨーグルトは種類が多く、日本でもおなじみバニラ味やちょっと珍しいパッションフルーツ味など、いろんなものが置いてあります。私はプレーンのものしか基本的に買いませんが…
プレーンのヨーグルトにフローズンブルーベリーとシナモンパウダー、そしてはちみつをかけて食べると最高!!
でも、牛乳パックに入っているものは基本的にゆるゆるのやわらかいヨーグルトです。そして量が多いのでなかなか食べ終わらないという…日本人なら日本で売っているようなカップに入っているもののほうが食べやすい!と思うかもしれません。
そして乳製品を見ていて気付いたのが、「ラクトスフリー」のものが多いということ!日本でもおなかがゴロゴロしない牛乳というのが売られていた覚えがありますが、同じようにおなかの調子が悪くなってしまう原因のラクトスという成分が入っていないものです。
スウェーデンでは牛乳はもちろん、他の乳製品(カマンベールフライまで)でもラクトスフリーのものがたくさん売っています。文化の一部なのでしょうね。
私も彼も普通の乳製品を食べるとおなかの調子が悪くなってしまうので(昨日の夜も大好きなアイスクリームをたらふく食べたのですが、案の定二人とも苦しむはめに。。。でもアイスも商品によってはラクトスフリーのものが売っています)ラクトスフリーの製品が売っているのは本当に助かります。
うちで常備している1.5Lパックの牛乳もラクトスフリーのもので、主に毎日の朝食のシリアルにかけたり、紅茶やコーヒーに入れたりしています。
北欧の人たちは普通の牛乳を飲むとおなかを壊してしまう人が多いのかな?と思って気になって調べてみたのですが、実は日本人よりもラクトスへの耐性がある人の割合が高いみたいです。(私調べ)そう思うとなぜラクトスフリーのものが多いのか謎が深まりますが、私自身スウェーデンに来てからおなかの調子が安定するようになってハッピーなのでよしとします(?)。
余談ですが、この前タピオカ屋さんに行ったときに「牛乳はラクトスフリーや豆乳のはありますか?」と聞いてみたのですが、「うちは全部の飲み物にラクトスフリーの牛乳を使っているよ。豆乳やオーツミルクもあるけど、変更する?無料だよ~」と言っていました。ス〇ーバックスとかだと有料なのに!と思いつつ、スタンダードの牛乳がラクトスフリーのものだなんて、スウェーデンらしいなぁと思ったのでした。