北欧生活 ~スウェーデンライフ~

語学の勉強やK-POP、Netflixを嗜みながらスイス人の彼とスウェーデンで暮らしています

ホームパーティー

今日初めてスウェーデンの新居でホームパーティーをしました!

引っ越しをしたら彼が会社のチームのメンバーたちを呼びたいと言っていたので、みんなの予定を合わせて集まることになりました。

 

フランス人のカップルと、オーストリア人の彼・ドイツ人の彼女のカップルの二組がお酒やコーラなどの手土産を持って我が家に来てくれました。集まる時間の30分くらいには服も着替えてばっちり掃除もして待っていたのですが、みんなだいぶ遅れてきました。日本人やスイス人のように時間ぴったりに行動する人はやっぱりなかなかいないようです・・・

 

フランス人のカップルはスウェーデンに来る前から付き合っていて、もう一組のカップルは3年くらい前に会社の同僚として出会って付き合い始めたようです。

 

このオーストリア人とドイツ人のカップルは二人ともベジタリアンなので、お酒のつまみはサラミや生ハムだけでなくポテチやオリーブなども用意しました!ベジタリアンの知り合いがあまりいないので(ムスリムでお酒や豚に無を食べない友人は結構いるのですが)食事にも気を付けなきゃ、となります。

ちなみにこちらのカップルが手土産の一つとして小さな観葉植物を持ってきてくれました!なにか植物が欲しいな~と思っていたので、これはうれしかった。というのも、スウェーデンはなぜか自宅に植物をたくさん置いている人が多いんです。外を歩いていると、ほとんどのお家の窓側に植物が置いてあるのが見えるほど。

 

まずはみんなでお酒を飲みながらワイワイ話して(私は全くアルコールは飲まないので、気づいたらスパークリングウォーター1杯だけしか今日飲んでなかったけど)近所のタイ料理屋さんにみんなで歩いて夕食を食べて、再度自宅に戻ってきてフランス人カップルが持参してくれたボードゲームで遊びました。これが面白かった…!けっこう盛り上がって2回戦までやりました。

 

あとすごく盛り上がったトピックは、おすすめの映画(ドイツ人の子が「The room」という作品をものすごーく推していたので気になります)と寝ている間に布団を盗む人について。というのも、各カップルの彼女側が布団を引っ張る人・彼氏側が夜中に布団がなくて寒くて起きる人!ということに気づいてみんなで大笑い。

 

話していて思ったのは、みんなディスカッションみたいな会話が好きなんだなーということ。どう表現していいかわからないけど、話の内容が高度というか(布団の話は全然高度じゃないけど)。というのも、みんなケンブリッジ大学などを卒業している研究者たちなのです。みんな博士号を持っているので(私もイギリスの大学院を出ていますが、残念ながら修士のみ)話の内容も興味深いものが多かったりします。

 

それから夜11時までたっぷり話し込んで、フランス人カップルは車・もう一組のカップルは自転車で帰っていきました。ここ数日めっきり寒くなってきたのに、Tシャツ1枚で帰っていくオーストリア人くん、強い。私は家の中でも長袖を着て震えているっていうのに。

 

ちなみに私の彼もスイス出身なので寒さには強く、今のところは夜中に私に布団を盗まれてもパンツ一枚で寝ています。私はというと、しっかり厚手のパジャマを着て寝ているんですが。。。正反対すぎて笑います。

 

今日も一日楽しく過ごしました!

キャッシュレスなスウェーデン(と時々イギリス)

スウェーデンはとにかくキャッシュレス化が進んでいます。

現金で何かを支払っている人、見たことが無いかも!というレベルです。

 

彼がスウェーデンに住み始めて初めて私もスウェーデンを訪れたとき(思い出せばもう5年も前)まずは街にご飯を食べに行こう!となりバーガー屋さんへ行ったのですが、おいしいバーガーを二人でたらふく食べていざお支払い、となったときになんと現金不可ということが判明。

 

当時まだ学生で、しかも海外に引っ越したばかりの彼はまだクレジットカードを持っておらず、かっこよくお支払いしようとしてくれた彼はしょんぼりしながら私に「カード持ってる…?」と聞いてきたのでした。

もちろん私が支払いましたが、もし私がカード持ってなかったら一体どうなってたんだ?!と思うと恐ろしい。

 

そして、スウェーデンに上陸して初めてのデートで食事を払わされた私がどれほど機嫌が悪くなったことか。笑

 

この出来事は今でも私たちのネタになっています。。。

 

5年前のそのころに両替したのであろうスウェーデンのお金が15000円ほど日本の実家に残っていたので今回使い切ってしまおうと持ってきたのですが、なかなか使う機会が無くてちょっと困っています。

 

現金で払えないお店もけっこうあるし、なにより現金を差し出してお店の人に面倒くさがられたらいやだなぁなんて心配してしまう私、日本人。(私だけ?)

 

つい数日前に近所の大型スーパーで現金でお支払いができるか聞いてみたのですが、運悪く私が並んでいたレジでは現金での支払いができないとのことで、一番端っこにあるレジに移動してねとお兄さんに言われてしまいました。

 

さすが、キャッシュレスの国スウェーデン

特定のレジじゃなきゃ現金の支払いができないのね。

 

日本はもちろん、これまで住んできた香港やカタールなどは問題なく現金が使えたので、まだちょっとこれには慣れません。

 

でも、一番最近に住んでいたイギリス・ロンドンではコロナの影響もあってけっこうキャッシュレス化が進んでいました。現金を手渡すときのお客さんとレジ係の人のコンタクトを減らそう!という取り組みらしく(日本でもこういうのあったのかな?)パン屋さんやレストランでも現金が使えないところが多くありました。

 

コロナが落ち着いてきたら現金またOKにするはずだよ~と行きつけパン屋の店員さんが言っていたのですが、そろそろ戻ったのか気になるところ。

 

カタールでの最後のお給料は、両替所がアメリカドルを切らしていてすべてイギリスポンドでもらってきたので、どうにかこの大量の現金を使いたかったんだけどね。

ロンドンではスーパーくらいでしか現金の出番がなく、残った数十万円はそのまま現金で持ち帰ってくる羽目に。日本に帰ってきて日本円に両替するのが大変でした。

 

日本もちょっとずつキャッシュレス化が進んできてはいると思うけど、チャージして使うカードが多かったりして(お店によって使い分けたりしなきゃならないよね)何枚もカードを持ち歩くのが大変なので、スウェーデンのようにクレジットカード一枚+携帯だけ持ち歩けばすべてが済んでしまうような社会になったらもっと楽なのになぁと思ってしまいました。

 

日本の現金社会、嫌いではないけどね。ワリカンのとき便利だし、お金を使いすぎないようにできるし、それになんか愛着あるし。

 

これから先、日本をはじめ他の国のお金やカード事情がどうなるのか楽しみです。

引っ越ししました!新しいお家の好きなところ

9/1に引っ越しをしました!

 

これまでは私が香港やカタールに住んでいて遠距離が続いていたこともあり、彼がスウェーデンで一人で住んでいたお家に滞在しに行くことが多かったのですが、今回初めて二人で住むことを考えてお引っ越しをしました。

 

今までのお家に比べて格段にきれいで洗練された内装になっていて感激です…!

 

やたらと広い玄関、ブラインドを閉めると完全に真っ暗になるベッドルーム(北欧は夏になると日が照っている時間が極端に長いので、そういうときでもしっかりと眠れるようにかな?)、7~8人が座れるフカフカなソファとどでかいTV・パソコン用デスクがあるリビング、4人掛けテーブルがある広めのキッチン、洗濯機と乾燥機もついたバスルームがあるマンションの一室です。

 

お気に入りはベッドルームのキングサイズベッドとパナソニックのどでかいTVです。

体の大きい(太ってるわけではないんだけど-_-;)彼と一緒のベッドで寝ていると、柔らかいベッドだと寝返りを打つときに振動が伝わっていつも夜中に起きてしまうんです。

でも、今回のベッドは大きくてしっかり硬めなのでベッドが動かない!寝ることが大好きな私にはとーっても嬉しいニュースです。

 

日本からこんなに離れた国でこんなに大きなパナソニックのTVを買ったら一体いくらするんだろう…と考えてしまうTVですが、パソコンとつないでNetflixが見れるのでとても重宝しています。

最近は毎晩寝る前に新しくリリースされたWalking Dead 11鑑賞が日課になっています。

クッキーやアイスクリームを片手に見るネトフリ、最高です。

 

ゾンビ見てるとちょっと食欲失せるけど。。。

 

北欧のお家って家具やお家のつくりが洗練されているものが多くて、いつもはっとさせられます。

こういうのあったんだ~って。

 

うちのマンションは地下にガレージがあって、一家族(一つのお家)に1.5~2畳くらいの鍵付きのスペースが割り当てられています。

 

私たちは彼のスノボの道具やスーツケース、大家さんから引き継いだけど使わないカーペットなどを保管するために使うことにしましたが、他の人たちのガレージを見ていると大きなクリスマスツリー(飾りがついたまま)や冬用の暖房器具・コート、ゴルフ用具などが入っていたりして面白かったな。

それぞれ個性が出ていました。

 

ガレージのおかげで使わないものをしまっておくスペースを探す必要が無いので、お家の中の棚などを効率よく使うことができて嬉しいです!

 

スウェーデンのお家について、片付けが済んで落ち着いたらまたご紹介いたします。

 

 

スウェーデンのカフェ事情

私の趣味の一つ、カフェ巡り。

もともとカフェが好きで世界中どこへ行ってもよくカフェを巡ります。

 

スウェーデンでもカフェに行きますが、その中でも街を歩いているとしょっちゅう見かけるのが「Espresso house」というお店。

調べてみたところ、ストックホルムに本社を置いていて北欧を中心に展開しているチェーン店のようです。

 

日本のスタバ並みにしょっちゅう出くわします、espresso house。

 

このカフェに行って驚いたこと、それはとにかくマグカップが大きい。

衝撃的な大きさです。

 

スウェーデン人がみんな背が高くて大きいので、カップもビッグサイズなのかな。

ちなみにスウェーデン人の平均身長は女性で165cm、男性で180cmほどらしいです。

 

そんなビッグサイズのコーヒーやラテを頼んでから飲みきれないんじゃ…と心配になるんですが、これが意外に飲めちゃうんですよね。

 

お店ではそんな大きなマグを片手に勉強やお仕事のためにパソコンをぽちぽちしている人たちが目立ちます。

 

でも、もう一つ気になっているのが、スウェーデンのカフェの清潔さ(悪い意味で)。

前にテーブルを使った人たちの食べカスが恐ろしいほど残っているんですけど…と毎回心の中で突っ込んでいます。

 

いつからテーブル拭いていないんだろうって考えてしまうレベルなんですよ。

 

このテーブルでノート開いて勉強はできないなぁと潔癖症の私は思ってしまうので(きっと日本人ならみんな共感してくれるんじゃないかな)最近はよく消毒液のジェルをバックに入れて携帯しています。

ティッシュにつけてちょちょっと拭くと、少しは気が楽になります。笑

 

全てのカフェがこうではないとは思うのですが、私のような潔癖気味の人は注意!です。

 

でも、espresso houseを含め大体どのカフェに行っても店員さんがフレンドリーで優しいです。

 

あと、お客さんはワンちゃんを連れてコーヒーを買いに来ている人もちらほら見かけるので、癒されます。

ストックホルムのespresso houseに行ったらおじさんが大きな犬を連れて堂々とレジに並んでいてびっくりしたけど、私がそのワンコと戯れていたら、去り際におじさんが一生懸命英語で「She is still 3 months (old) !!」って話しかけてくれました。

 

その必死な姿に、レジに並んでいる間何て言おうか一生懸命英語で考えてくれていたのかなと思ったら、おじさんが愛しくなりました。

 

スウェーデン人、イギリス人とかに比べて見知らぬ人とあいさつを交わしたりすることは少なそうだけど、静かでちょっとシャイなところがかわいらしいなと時々思うのでした。

私の彼氏はスウェーデン人…じゃなくてスイス人

付き合って5年半になる彼氏はスイス人です。

 

スウェーデンに住んでいるのでよく間違われるのですが、スウェーデンで働いている純スイス人です。

 

日本人とお付き合いしているorご結婚されている外国人は、もともと日本に興味があったとか日本語を勉強していた、日本大好き!という人が多い気がします(個人的に)

 

しかし、私の彼は全くそういうタイプではないのです。

 

付き合い始めた頃は、日本?行ったことないよ。日本語?もちろんできないよ。日本人?全然関わったことないよ。。。という感じでした。

 

珍しいですよね😂

 

逆に私は高校時代からの友人に日本人とスイス人のハーフの子がいたので、スイスにはなんとなくなじみがありました。

 

ちなみに、私と彼は英語で会話をしています。

最近では少し日本語交じりになってきました。

 

私はぼちぼちドイツ語も勉強しなくちゃならないんですが、なにせ英語で話すのが楽なのでドイツ語を使う機会もほとんどなく、勉強が全く進まず。。。

 

5年半もドイツ語話者と一緒にいるのに、あまりの上達の遅さに自分でも驚いています。

 

よく外国語を学ぶならその言語を話す人と付き合え!何て言うけど、実際頑張って話す練習をしたりしなければ一向に上達しません(当たり前か)

 

もうちょっと話せるようになったら、ここで堂々と報告したいものです。

 

外国語を勉強中の皆様、一緒に頑張りましょう!

 

スウェーデンで暮らし始めました

一か月ほど前から、スウェーデンで暮らしています。

 

北欧なんて遠い遠い世界でしかなかったのに、まさか自分が住むことになるなんて思ってもみなかったなぁ。

 

少しでも北欧に関心を持っていただけるように、少しでもスウェーデン生活をご紹介できたらいいなと思っています!

 

スウェーデンもここ最近は寒いと感じる日が増えてきているのですが、昼間は窓を開けて過ごしています。

窓から入ってくるひんやりした空気が気持ちいい!!

 

田舎の町に住んでるとはいえ外からいろいろな音が聞こえてくるわけですが、時々愉快なメロディーが流れてくるんです。

数秒で終わっちゃうその音が何なのかずっと気になっていたのですが…

やっと正体がわかりました。

 

それは、アイスクリームのトラック!

 

ネットでいろいろと調べていたら「日本でいうラーメン屋さんや焼き芋屋さんみたいなもの」と言っている方がいて、なるほどと納得。

 

スウェーデンはもちろん日本などに比べると寒いのですが、アイスクリームが好きな人が多いらしいのです。

 

確かに、スーパーのアイス売り場には巨大な入れ物に入ったアイスがずらーっと並んでいます。

 

毎日のようにアイストラックのかわいい音は聞こえてきますが(気になる方はyoutubeで検索してみてね)まだ実際には目にしたことがありません。

み、見てみたい…!!!

 

色々な種類のアイスが売っているみたいなので、いつか出会ったら買ってみたいなと思っている毎日です。

【ロンドン】スーパーでの出来事

いつものように、週に一回のスーパーへの買い出しの日。

一年ロンドンで大学院生活をしていた私は、週末の授業が無い日に一週間分の食料を買いに行くのが習慣になっていました。

 

エコバッグを二つとショルダーバッグを肩から下げて、寮から歩いて10分ほどの、Sainsburyという大きなスーパーに向かいます。

 

コロナの影響もあり、人込みを避けてさっさとお買い物を済ましてしまいたかった私は、前もって用意していた買うものリストを片手にアジア食品売り場をうろうろしていました。

 

ここのスーパーはとても広くてほしいものを見つけるのに時間がかかってしまうので、私と同じように買いたいものの名前がずらーっと並んだメモを片手に歩いている人もよく見かけます。

 

今日はごま油を買わなくちゃ、と思い棚を見ていると、ごま油が入ったガラスのビンはなんと棚の上の方に並べられています。

どう頑張っても手が届きそうにない…。

一生懸命手をのばせば指先には触れるかもしれないけれど、ガラスのビンだし落したら大変だなぁ。

 

つい先日、誰かが触れて落してしまったのか赤ワインのビンが盛大に割れて、スーパーの床が紫色に染まっているところを目にしたところだったので、そんなことを思っていました。

 

私は身長が160cmぴったりほどなのですが、それでも手が届きそうにない位置に商品が置かれていたりします。

海外では背が高い人も多いためか、棚がとても高かったりします。

 

どうしよう。

でもこれを逃すと一週間後までごま油なしで生活しなきゃならないのは厳しいな…。

 

周りをきょろきょろしてみたけど、店員さんも誰一人いません。

 

ぱっと横を見てみると、大きなカートを引いた背の高いお兄さんがせっせと近くの棚の商品を見ているのが目に入りました。

 

そうだ!頼んでみようかな。

 

こんな外国人の私から急に頼まれたら嫌がるかな、と一瞬思いましたが、ごま油が欲しい気持ちのほうが勝りました。

 

Could you please help me to get the sesame oil? I'm too short to reach it...

と棚の上の方を指さしながら恐る恐る声を掛けると、

 

Sure! Of course!!!

と、ものすごく元気のいい返事が返ってきました。

 

お互いマスクをしていますが、お兄さんがにこにこしていることはマスク越しでもわかります。

お礼を言うと、お兄さんは颯爽とまたお買い物に戻っていきました。

 

私は長い間接客のお仕事をしていましたが、同じ世代の人に声を掛けることにずっと苦手意識がありました。

きっと気恥ずかしいからだと思います。

 

それに、ロンドンの人はちょっと怖い、気難しいというイメージを勝手に持っていました。

でも、実際は本当にみんなやさしいのです。

知らない人同士で気軽に話す、ということはあまりしない気がしますが、話しかけるとみんな楽しそうに会話をしてくれます。

 

私は2020年の夏まで前職で飛行機の中でお仕事をしていましたが、まだ中国でのコロナの情報が頻繁に報道されている頃、アジア人の同僚が人種差別をされているところを目にしました。

私の同僚のBTSのジンくんのファンだという韓国人の女の子(もっとK-popについて語り合いたかったのですが勤務中は忙しくて時間が無く、残念!)は、白人のカップルに「あなたにサービスされたくない。」と怒鳴られ落ち込んでいました。

 

そんな経緯もあり、私は心のどこかで人種差別をされたらどうしよう、という恐怖心を抱いていたのだと思います。

 

でも、ロンドンに1年住んでいて、嫌な事なんてなにひとつ起こりませんでした。

みんな本当にやさしく接してくれるので、心配なんてまったく不要だったのです。

 

今でもそのスーパーで出会ったお兄さんのマスク越しの微笑みをふと思い出し、私もつい微笑んでしまいます。

 

(2021年、春~夏ころのお話)